平日ワンオペママの日常

心身ともに健康に心豊かに暮らしたい

母と私

母は私とは全く違う性格です。

母は、基本的になんとかなるさという精神で

人前に出るのも平気ですし、人類みな友達という考えで

誰とでも気さくに話すことが出来ます。

この間の話でいうと、母と2人でスーパーに行った先の駐車場で

キョロキョロしているおばあさんがいました。

おばあさんは、独り言で「あれ、どこやったかな」とつぶやいています。

おそらく駐車場所がわからなくなったのでしょう。

私だったら、大丈夫かなと心でつぶやきその場を去ったかもしれません。

しかし、母はすぐに一緒に探し出しました。

すると向こうから娘さんのような方が

「ここよ、ここ」と歩いてきました。

母は「よかったですね~」と気さくに友達かのように接していました。

またレジでは、

店員さんから「いらっしゃいませ。こんにちは」

と言われると店員さんよりも大きな声で

「こんにちは!!」と返しています。

 

母は、地域の食生活改善推進会で会長を20年以上ボランティアで務めています。

母はメールも苦手で未だにLINEやメールも使いこなせていないし、

パソコンも全くできません。

書類作りなどの仕事もあるのですが、母が手書きで作成したものを、別の方がパソコンに打ち込んでくれています。運転も出来ないので、色々な人に頼ったりしています。

私は、人に迷惑をかけるくらいなら会長を引き受けないほうがいいのではないかと思っていたのですが、

母は「出来ないことは出来ないから仕方ない」と言っていました。

先日、母の食生活改善推進会の関係者の方と話す機会があり、

「お母さんがいると、その場がぱあーっと明るくなって本当にパワーがある人」と

言っていました。

確かに母は出来ないことはあるけれど、その場にいると人にパワーを与えることが出来るというのはとても素敵なことだなと思ったのです。

 

私は、いつも人に迷惑をかけてはいけないと思って生きてきました。

人は一人では生きていけないのだから、そんなことは無理なのですが、

出来ないことを出来ないというのがとても苦手です。

時にその性格で生きづらさを感じることがあります。

 

母のように出来ないことは出来ないと割り切り、

助けてもらったら、その時に相手に感謝するのを忘れず

自分にできる事、得意な事を一生懸命こなしていくという生き方の方が、

人に愛され、自分自身も楽になれるのではないだろうか。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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