平日ワンオペママの日常

毎日を楽しく生きるヒントをお送りいたします。

当たり前の日常を大切に思うとき

今日は夫が単身赴任先の大阪へ帰る日でした。

今回の夏休みは、

家族そろって過ごす事ができたので、

なおさら別れが寂しくなります。

 

みなさんは、

当たり前に過ぎていく日常を

大切に過ごせていますか。

 

私は夫と離れて暮らす単身赴任生活を

始めるまでは、 

大切に出来ていかなかったように思います。

 

家族で一緒にいることは当たり前の事だし、

一緒にいるとストレスがたまるので、

1人になりたいと思ったりしていました。

 

でも、夫の転勤が決まり、

色々悩んだ結果、夫が単身赴任をするということが

決定すると、大きな大きな不安が押し寄せてきたのです。

この選択は間違っているのかもしれないと、

喧嘩をすることもたくさんありました。

 

でも、この選択は間違いではなかったと、

夫の単身赴任生活をしてから学んだ大切なことを

ご紹介します。

 

夫の夏休み最後の夕食。

夏ですが

とんこつ鍋をみんなでつつきます。

そんな中、

夫が急に席をたち、廊下へ行きました。

目に涙がたまっているように見えました。

 

私の心は痛くなります。

 

2,3日前から、あまり元気がない夫に少しイライラしていました。

あと少ししか一緒にいれないのにどうして

そっけないのだろう。

 

夫に

「ずっと一緒にいるとそんな風になるんやね」

と夫が嫌な気持ちになることは

分かっているのに、

自分の気持ちを怒り口調でぶつけました。

 

夫はそんなつもりはなかったと。

 

なんだか気まずい雰囲気のまま、

翌日を迎えました。

 

夕食の時に

夫の目にたまる涙をみた時、

夫は帰る日を思い、寂しさで気分が少しさがっていたのだ

とはっとしたのです。

 

自分の事しか考えていなかった自分を悔やみます。

 

明日から仕事なのに、

ギリギリまで帰省してくれて、

家族のために、たくさん思い出を作ってくれたのに。

自分よがりの考えになってしまっていた自分を反省し、

夫に

「最後に、嫌な思いをさせてごめんね」

と謝りました。

 

夫が単身赴任生活になって、3年経ちます。

もう100回以上は、

別れの時間を経験してきたのに、

全く慣れることは出来ません。

別れの時は苦しく寂しくなります。

 

帰った日の夜、寝る時に、

子供たちがまた泣き出します。

「もっとパパと一緒にいたい」

なんで、こんなに辛い想いを

しなければならないのかと

神様を恨みたくなる時もありました。

 

でも、今は離れて生活することで、

夫の有り難さ、

家族で一緒に過ごすことができる幸せを

大切に思えるようになりました。

 

当たり前にある生活は当たり前じゃない。

 

今ある幸せを大切にしよう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。