こんにちは!
今日も空を見ると、
犬のような形をした雲や魚のような形をした雲があり、
なんだかワクワクする1日になりそうだなと嬉しくなります♪
よし!ブログに載せよう!と
写真を撮ろうとすると、違う形に変化している
今、一瞬が大事なんだなと改めて気づかされます。
今日は、気づくことの大切さについて書きたいと思います。
私は6月末に仕事を辞めました。
4年前に引っ越してきてから3年6カ月、
パートで働いてきました。
結婚をきっかけに仕事をやめ、出産し、夫の転勤についていき、
10年間は子育てに専念してきました。
いつ転勤になるかわからないし、子供たちが病気になった時に
頼れる人もいなかったので、働くという選択肢はありませんでした。
しかし、実家から車で30分ほどの距離の場所に引越してきてからは、
「いつ転勤になるかわからない」や「周りに頼れる人もいない」という
言い訳ができなくなったのです。
引っ越してきたとき、
長女は小学5年生、長男は小学1年生、次女は幼稚園年中さんでした。
みんな新生活で不安やドキドキの中、
私は家にいて家事をして、子供たちを待つ生活でした。
夫は1か月に2度ほど週末に帰ってきてくれるという日常でした。
一言でいうと、寂しかった
みんなは新生活を迎えているのに、
自分は立ち止まっているように感じたのです。
次女は幼稚園になかなか慣れませんでした。
毎朝泣いて、必死に説得して連れていく
そんな毎日でした。
そんなある日、次女から
「いいね、お母さんはずっと家にいれて」
と言われたのです。
何とも言えない複雑な感情で苦しくなりました。
こんな状況で働けるわけない
じゃあもっとしっかりしてよ
私だって、外に出て働きたいよ
色々な気持ちが交差したのです。
10年間のブランクもあり、また社会にでて働き、
家事と仕事を両立できるのか
かなりの不安もあり、悩みました。
でも、
朝早くから仕事へ向かう人達や、
行きたくないと言いながら学校へ向かう子供たちをみると、
自分は何も頑張っていないんじゃないかと
自分を責めるようになったのです。
私もみんなと同じ立場になれば、
次女ももっと頑張ってくれるんじゃないか
私は10年振りに働くことを決意しました。
まずは、8時半から1時までの時短で働けるホームセンターで働きました。
体力のいる仕事でもあったので、
大変でしたが、
久しぶりに社会にでて、
人と触れ合えるという楽しさもありました。
行きたくないと次女から言われると、
「お母さんも新しい場所で頑張ってるから、一緒にがんばろう」
と伝え、次女も頑張ってくれました。
次女が小学生へ上がるときに、
ホームセンターは土日勤務もあったので、
平日に働ける8時間勤務の仕事に変わりました。
それから、2年間、がむしゃらに自分ができる精一杯の力で
頑張ってきました。
専業主婦の時は、どんなに家事を頑張っても、
お金が発生するわけではないし、誰も気づいてくれなかったりもします。
でも、仕事をすると、お給料をもらえる喜びや
人と触れ合う楽しさややりがいを感じることが出来ました。
でも長時間勤務に変わり、次第に余裕がなくなっていきました。
家に帰るとすぐに食事の準備→片付け
→子供たちの宿題チェック→お風呂にいれる→洗濯→歯磨きチェック→寝る
の繰り返しの日々・・・
習い事の送迎がある日もある。
愚痴をこぼしたくても、夫はいない。
いつの間にか、
心と身体が悲鳴をあげていました。
でも、
もっともっと頑張れば楽になってくるはず
周りのお母さんはみんなやっている
からと
心に蓋をして生きてきました。
そんな時、
めったにかかってこない母からの電話がなりました。
「元気にしとるね?」
その言葉を聞いたとたん
感情があふれだしたのです。
涙が止まらなくなりました。
私は辛かったんだ。
限界だったんだ。
やっと気づいたのです。
母から
「○○さん(夫)が1人で大阪で頑張っているから、
自分も頑張らなと思って一生懸命になる気持ちはわかる。
でも、子供たち3人を1人で守るだけで十分に頑張ってる
んやから」
私は、完全にキャパオーバーになっていたのだと気づきました。
私たちは、日々忙しい中、
気づく事を
忘れがちだと思います。
いや、気づかない振りをしているのかもしれません。
1番大切な子供たちのために頑張っているはずなのに、
いつのまにか子供たちの話をちゃんと聞いてあげれてなかったり
子供たちの今に向き合うことが出来ていないことに気づきました。
周りを見ると、
仕事も家事ももこなし、週末は子供の習い事に1日中付き合っている
お母さんもいます。そんなお母さんは本当にすごいなと思います。
でも、人それぞれに色々な事情があり、タイミングがあるのです。
私は今は立ち止まって、自分を見つめ直すことが大切だと気づきました。
まずは、
自分の心に向き合って気づいてあげる
そして
「十分に頑張っている」
と自分を認めてあげる。
そうすることで、
私は、
今まで、もやがかかって見えていなかったものが、
クリアに見えてくるようになりました。
子供たちも、夫も私も笑顔が増え
何気ない日常の幸せに気づく事が出来ました。
あせらなくていい。
1歩1歩進んでいけばいい。
人生はいつからだって遅くない。